カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 「温故知新」という言葉がありますが、最近ふと自分の人生を振り返ることが増えてきています。
独立して3年目、まだ私の両親が健在だったころ岐阜県美濃加茂市の実家の離れを本社登録して仕事はじめとしました。
 そんなとき、ある雑誌の企画で対談したのが元巨人軍の西本聖さんでした。

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 西本さんといえばゴールデングラブ賞を8回も受賞しておられ、また巨人の主戦投手としてあの江川卓とライバル関係を構築しながらチームの優勝に貢献されました。
1980年から1985年まで連続して2桁勝利を記録しておられ特に1981年は18勝と活躍は素晴らしいものでした。

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 そんな野球界の偉人から質問され恐縮しながらお話したことを鮮明に覚えています。
西本さん「組織全体を強くするという点では企業とプロ野球チームはよく似ていませんか」
私「その通りだと思います。マネージャー時代は野球の監督の様な気持ちになりました。
社員それぞれが持っている個性や才能をどうやって生かすか、同時に組織としていかに戦うかを常に考えていました」
西本さん「組織内のコミュニケーションは当然必要ですが、チーム内で競争意識を持たせることも必要ではないですか」
私「ええ、同じ組織にいる仲間であってもよい意味で競い合うことを提唱しています」
西本さん「競争がないとレベルが上がらないのは野球も企業も同じでしょうね」
私「大切にしていることの一つが社員満足度です。例えば社員が笑顔であればお客様に伝わり、それが業績に反映されます。会社の業績が良くなれば社員はさらにやり甲斐を感じて、さらに力を発揮してくれるはずです」
西本さん「野球も勝つ喜びを知れば自主的に練習するようになります。」

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 そしてこんな質問も頂きました。
西本さん「今後の抱負を教えてください」
私「独立して3年、コンサルしている企業のほとんどが業績向上しています。とても嬉しいことです。今後も多くの企業のお役に立つよう貢献していこうと考えています」
西本さん「これからも多くの会社を元気にするための活躍を期待しています。

 雑誌に掲載された部分以外にいろいろと西本さんの野球人生についても質問させていただきました。

 愛媛県・松山市の興居島に生まれあまり裕福ではない家庭で育ったとお聞きしました。
松山商業時代は甲子園経験はありませんが、1974年ドラフト外で巨人軍に入団、なかなか日の目を見ませんでしたが、入団4年目で8勝を挙げ1軍に定着していきます。
 当初のライバルは定岡、その後江川が入団して新しいライバルとなります。
今だとびっくりですが、長嶋監督から20発の往復ビンタを受けたりもしておられます。

 通算勝ち星は165勝、ドラフト外入団選手としては最多記録です。(素晴らしい)
あの足を高く上げて投げる独特の手法、切れ切れのカミソリシュートは圧巻でした。
沢村栄治賞も1981年に受賞しておられます。
 背番号は58・26・25・24・52・90・71・81・72・87と経験しておられます。
つまり、巨人・中日・オリックスの選手時代、その後はコーチとして様々なチームで指導にもあたられたということです。

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 苦労人であるという感じを受けました。
だからこそ、言葉の端々に共感する部分もたくさんありました。
強く握った手の温かみが印象的だったことをしっかりと覚えています。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 自分の事で恐縮ですが、最近整理整頓が日常化してきています。
整理とは入らないものを捨てること。
整頓とは必要なものがすぐに取り出せる状態にしておくことです。
整理整頓の徹底は能率アップにつながりますね。

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 かつての研修のレポートを整理していると懐かしいレポートが出てきました。
それは2007年10月1日に某住宅メーカーの新入社員さんから私宛に頂いたものでした。

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『こんばんわ、加藤先生。〇〇株式会社の□□です。
朝晩が肌寒く感じるようになってきましたが、加藤先生におかれましては、ますますごご清栄のこととお喜び申し上げます。
私は元気だけが取り柄のような人間なので元気いっぱいです。

 さて今回は一つ報告をさせていただきます。

 9月30日に1件ご契約をいただきました。
利益率や原価支出など手放しで喜べる内容ではありませんが、何とか1件ご契約いただきました。
 今回の件で、契約書をはじめとする書類の作り方やスケジュール調整など学ぶことが非常に多いものにもなりました。
 また周りの設計者や所長、先輩、支店長にたくさんの力添えを受け、支店のみんなでとらせていただいたようなもので感謝に尽きる契約となりました。

 お客様から契約書に署名捺印をいただき握手をした際には、感極まって涙が出ました。
競合との判断材料が値段であったことは間違いありませんが、「□□さんから買いたい」とお言葉を頂いた時には非常にうれしいことだと実感しました。
しかし、これからが家づくりのスタートなんだと気持ちを引き締めることに今は気持ちが向かっています。
これからも頑張ります。

 ひとまず、加藤先生にご報告をと思いまして、メールさせていただきました。
加藤先生にお会いして、レクチャーを頂戴してから、気持ちは常に前向きです。
ご契約いただいたお客様はもちろん、次の契約に向けて前進いたします。
契約後のお客様に対することで、何かご指導いただけるならよろしくお願いいたします。

 まずはご報告までに。』

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 そういった内容のものでしたが、実はこういった受講生の方からのメールは講師としてはとても嬉しいものです。
まさに講師冥利に尽きるといっていいでしょう。

 こういった一言を頂く喜びのために、日々懸命に仕事に向かっているといってよいかもしれません。
 ありがとうございます。□□さん。
今はどうしてらっしゃるのでしょうか・・・・?
推測ですが、おそらくあなたは以前よりまして人生を真摯に生きてらっしゃると思います。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 毎年恒例ですがオリコン満足度調査が発表されます。
今日は少しこの件について触れてみたく思います。
 満足度調査は保険・金融・塾・スクール・生活・通信・住宅・小売り・トラベル・美容・スポーツ&ヘルス・ウェディング・人材など多種に至ります。

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 住宅関連でも多くの企業が2020年度の受賞に輝いています。
不動産仲介部門、分譲マンション管理部門、賃貸情報店舗部門、リフォーム部門、分譲マンション部門、ハウスメーカー注文住宅部門、建売住宅ビルダー部門、建売住宅メーカー部門など様々に及びます。
 また地域を配慮してエリアごとのランクも発表されています。

 個人的に関心が深いところで言うと・・・・
リフォームではパナソニックリフォームが第1位
ハウスメーカー注文住宅ではスウェーデンハウスが第1位
建売住宅のハウスメーカーでは積水ハウスが第1位として受賞していました。

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 お客様はどんなところを重要視しているかを検証すると・・・
1、住宅の性能 16.69%
2、モデルハウス 8,85%
3、アフターサービス 8,81%
4、金額の納得度 8,27%
5、設備・内装の質 8,06%
6、打ち合わせのしやすさ 7,88%
7、営業スタッフの対応 7,71%
8、ラインアップの充実度 6,55%
9、施工担当者の対応 5,15%
10、デザイン 4,97%…となっています。

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 その中でも個人的に一番関心度が高い注文住宅ハウスメーカー第1位のスウェーデンハウス株式会社については僕も何度か社員さんたちの研修の講師をさせていただきました。
 受講される社員さんたちがみな真摯で講師としても大変気持ちよく仕事をさせていただいた記憶があります。

 このスウェーデンハウスは過去5回の調査にあっても第1位を獲得、さらに、打ち合わせのしやすさ、営業スタッフの対応など、なんと14項目のすべてで第1位となりました。
とても素晴らしいことです。
 実際に建築されたお客様からは「デザインが洗練されている印象だけではなく、気密性や断熱性などもしっかりしていることを実感した。営業、設計、工事の方々も大変親身になってくださって安心した。」「施工管理が厳しく建築場所周辺の気配りができていました。新築後7年たっても不具合にはきちんと対応していただき気持ちがよかった」などのお客様の声も届いています。

 ちなみに住宅メーカーのランキングはというと・・・
第1位 スウェーデンハウス
第2位 旭化成ホームズ
第3位 積水ハウス
第4位 住友林業
第5位 三井ホーム
第6位 一条工務店
第7位 パナソニックホームズ
第8位 積水ハイム
第9位 大和ハウス工業
第10位 ミサワホーム・・・となっています。

企業にとって最も大切なことは顧客に近づくことだと考えます。
各企業にあっては顧客満足について更なる関心を持って取り組んで頂く事を希望します。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「いいかい、営業の仕事はお客様に関心を持つことなんだよ」
「営業にとって本当の意味での仕事時間はお客様とお会いしている時間だよ」
そんな話をすることがあります。
 これはかつて住宅会社でマネジメントをしていた当時も、よくメンバーに対して話していたことでもあります。
 また実際に私自身が自分の住宅営業時代にも実践していたことでもあります。

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 人は不思議なもので、会社に顔を出して自分のデスクに座っているだけで何かしら仕事をしているような気分になってしまいます。
 ところが営業社員にとってはそういったことだけで結果に結び付くものではありません。

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 新人時代、当時の積水ハウスはある意味厳しい会社でした。
入社してすぐさまカルチャーショックを受けました。
「加藤君、朝は9時半迄には会社を出なさい。夜は10時まで帰ってこなくていいから」
ウソのような本当の話ですが、「どこへ行けばいいですか?」という私の質問に対して「住まいに困っている人はいっぱいいるだろう、自分で探しなさい」でした。
 また「何を話したらいいですか?」という私の問いに対して「そんなことはお客さんが教えてくれる」でした。
確かに先輩社員も忙しそうな人ばかり・・・質問するのも気が引ける様な状態でした。
 まずは近隣の賃貸住宅や借家に顔を出して営業をスタートさせた事を覚えています。
何度も何度も断られて少しづつ少しづついろんな工夫をして学習したことで自分の営業ができるようになっていったように記憶もしています。
たくさんの断りからお客様の心理を考えて行動するように変わっていったのです。

 現在は時代も変わって新人さんには研修もしっかりとされるようになってきました。
礼儀作法や挨拶をはじめ、様々なマナーも教育されるようになっていると思います。
企業内格差はありますが・・・。

 ただ、私が思うことは意外かもしれませんが、自分の新人当時の上司からの指示についてたくさん、なるほどと納得したり感謝することもありました。
営業の原点はこういうものか…と学ばせて頂いたように感じています。

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 皆さんもよくご存知のように、仕事はあくまでも自分自身のためのものです。
人生のほとんどの時間を費やすことになる仕事はやりがいのある、価値のあるものになることが大切です。

 究極的なことを言えば誰も助けてはくれません。
自分で、自分自身の力で、未来への扉を開いていくことが重要です。
どんなことがあってもポジティブに考えて行動していくことも大切ですね。

 与えられるものと自分から求めるものの違いがそこにはあるように感じています。

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カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
仕事上ありがたいことに数多くの住宅会社に顔を出させていただきます。
岡目八目という言葉がありますが、外からは社内の姿が結構明確に見えるものです。
社長や管理職の方々の社員さんに対する対応の様子もわかります。

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 会社にとっての顧客は住宅を購入してくださるお客様でしょうが、社長や管理者の顧客は社員さんといえます。
住宅を購入してくださるお客様と同じように社員さんに対しても日常から感謝心をもって接したいものです。
従業員満足度の高い会社ほどお客様満足度が高いように思います。

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 かつて僕も住宅会社でたくさんの社員さんや派遣社員さん、取引業者様を抱えました。当時の僕の頭の中はいつも目標数字の達成のことでいっぱいでした。
負けず嫌いな一面もあって社内では常に成績の向上、また社外にあっては担当している地域でのシェアナンバーワンを目指していました。
 そんな中、目標達成のために、いつの間にか鬼の形相になっていた僕がいたように記憶しています。
自分の営業時代にはなかった眉間の皺がいつの間にか出来ていて、それをよく物語っていました。
振り返ればよくもまあ社員や取引業者さんたちは我慢してお付き合いしてくださったものです。

 当時の社員さんたちからは「いやぁ厳しかったですねぇ、怖かったですよ」といまだに言われます。
「どうしてみんなついてきてくれたんだろう?」と尋ねると、ありがたい言葉が返ってきました。
「叱った後、いつもすぐフォローをしてくれたじゃないですか、あれがあったからみんなついていったんですよ」
 確かに大声を張り上げて叱った後にはいつも「言い過ぎたかなぁ」という気持ちが心に残り、すぐさま「ごめん、言い過ぎたよ」と謝りを入れていました。

 また社員さんたちの誕生日を手帳にしっかりとメモし「おめでとう!」を言うこと、建築工事の受注(契約)を頂いてきた営業担当者には心をこめて「ありがとう!」を言うと決め実行してきました。

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 人は皆感情の動物です。
そして人には期待に応えようとする心理もあります。
管理者の方々はできるだけ多くの社員さんをほめる、拍手をする、握手をする(コロナで注意ですが…)、笑顔で接する、話を聞くなど実行したいものです。
 社員さんたちの良いところをたくさん見つけて「よくできたね」「素晴らしいじゃないか」「ありがとう」「期待してるよ」などの言葉を口にすることは大切です。
 ささやかですが、そんなことが業績アップの引き金になっていくようなそんな気がしてなりません。

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カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 思えば随分と数多くの住宅会社の仕事をさせていただきました。(感謝)
住宅メーカーはほとんどの企業で研修をさせていただきました。
新人研修から始まって、営業研修、年次研修、管理者研修、現場見学会研修、マナー研修、顧客満足度研修、エリアマーケット研修などいろいろと。
 住宅メーカー以外のホームビルダーや、地域ビルダー、工務店さんも沖縄県を除く46都道府県で仕事のご縁を頂きました。

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 また住宅会社の会社顧問も様々経験しました。
そんな中で感じるのはいずれの住宅会社も業績を向上させたいという強い社長の願望でした。
ご存知のように住宅業界はこののち住宅着工件数が減少するという縮小産業です。
そんな中で我が社だけは業績アップしたいといわれるのはある種都合のいい話でもあるわけです。
が、僕の使命は住宅業界一筋に生きてきて、また積水ハウスという会社内でマネージャーとして全国一を達成したということから、関与した住宅会社は可能な限りに契約量を増やし、売り上げアップに結び付け、利益を増大させて業績向上させていくというものです。
責任をいつも感じています。
どんな住宅会社にあっても業績を伸ばしていくというプライドをもって仕事についています。

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 そんな中での話です。
どの企業も当たり前の様に営業に対してその年やその期の契約予定を挙げてもらいます。
(逆にこれがない会社は危険でもありますが・・・)
またその契約を取得するための行動面での数字や販売活動、イベントなども計画します。

 その時の数字の話です。
容易に達成できる目的数字は営業にとって面白くないはずです。
(ほとんどの会社ではそういうことはないと思いますが・・・。)
よくあるパターンは達成困難な数字を目的化する会社です。

 どう考えてもあの営業には無理だろう・・・といった数字を平気な顔で並べてらっしゃる会社にも遭遇します。
現実には本人の相当な意識改革や行動量の変化がないと業績向上は望めないものです。
 ちょうどいいのは頑張ればなんとかなりそうという範囲での目標数字です。
例えで言うならばその担当社員の実績の先期の120%アップぐらいがいいかもしれません。
間違っても200%アップは通常あり得ない数字です。

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 120%の数字は適度に厳しく、試行錯誤して様々な工夫をして何とかクリアできうる数字だと判断します。
とても困難であろうというような数字ではなく、努力次第で何とかなりそうという数字の設定が望ましいといえるでしょう。
 そのあたりが人のドーパミンが出てくるパターンです。
ドーパミンが分泌されるということは自己成長することに結び付くものです。
陸上の三段跳びのホップ・ステップ・ジャンプのようにちょっと難しい課題を数回にわたってクリアし徐々に自分のハードルを高くしていきたいものです。



 「頑張ればなんとかなる」という目標設定をしましょう!








カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 関与しているそれぞれの顧問会社に新入社員が入っています。
早いものでもう半年が経過しました。
9年目と長年おつきあいしている顧問会社の新入社員さんたちはすごいですね。
営業社員さんたちはすでに先輩社員さんに負けない実績を出しています。

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 実はこの会社の社長さん、「私の得意はまねをすることです。」と平然とおっしゃいます。また「すぐ実行します」とも・・・。(僕も大賛成です)
 社長がそういった率先垂範をされる方ですから、新入社員さんたちも、もうともかく先輩社員の真似をする、そしてすぐに動くという癖がついてきています。
とにもかくも一生懸命動く、そして失敗を繰り返す、そんな中から学習能力を身につけていく、そうして成功に結び付けるという塩梅です。
(実は住宅業界のトップ営業の方々のほとんどが成功する以上に失敗を繰り返しているものです。)

 特に新入社員さんたちはみんながみんな従順という財産をもっていますから、マネをしなさいと言われれば「はい」と答えて実践するのがいいですね。
また新入社員ですから失敗しても結構許されるものです。
 不思議かもしれませんが、それで育っていくということになります。
意外に思われるかもしれませんが、伸びる会社とそうでない会社の違いがこんなところにも表れるものです。

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 かつてマネージャー時代、社内の優秀事業所に支店内のリーダーたちを引率して大勢で勉強に行ったものです。
自分一人で行くのでなく大勢で言ったこともよかったと振り返ります。
教える側も気分がいいもので(また教えることで学ぶこともありますね)参考になることが随分とあり、持ち帰って早速実践したものです。
 僕が支店長をしていた岡崎支店は、赴任当初はいろいろと問題点も多く、当初秋田営業所や大分支店に学びました。
秋田の社員さんたちの雪にも負けないで、とにもかくも量をこなす姿に感銘もしましたし、大分の社員さんたちの高いレベルの仕事ぶりにも驚嘆したものです。
 同じ会社ということあって秋田の社員さんも、大分の社員さんたちも親切に成功事例の数々を披露してくださり、それがその後の岡崎支店の業績向上の契機となったことは言うまでもありません。
 またいろいろと情報交換もしてコミュニケーションもしました。

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 マネすることも僕は大きな能力の一つだと考えています。
人間的成長や会社の業績アップのために自分自身の心を透明にして成功事例をまねする癖をぜひともつけたいものです。

 「創造は模倣から始まる」といって間違いありません。即実行ですね。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 住宅会社の顧問をしている僕の仕事でいつも決まって遭遇する問題があります。
それは何かというと今の会社の状態を変化させていくということです。
そしてそこに起こってくるまた問題があります。
それは何かというと社員の皆さんたちの「抵抗」です。
そうです、変化には必ずといっていいほど抵抗が伴います。
つまり人は何も変わらないことが一番楽だということに相違ありません。

 とはいえダーウィンの「進化論」ではありませんが変化することが企業には求められています。
変化したくない人たちとの葛藤もあるのですが、そこを何とか乗り越えていくことこそが僕の使命ではと考えます。
もっと言えばそうして変化の向こうに業績向上を成就させることが自分に課せられた務めということでしょうか。

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 最近そんな僕に与えられた新しい課題があります。
何かというと顧問会社の将来をしっかりと築いていくということです。
そのためには現在を真摯に見つめ時代が変わっても、強い会社を維持していくことが求められます。
そこで自分の中である提案をしようと考えています。
もっと顧客目線でものを考えていく企業への転換です。
 例えば、受注(契約)の30%を今までにその会社の住宅を購入していただいたお客様からの紹介から取得するというものはいかがでしょう。

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 ではそのためにはどうしたらよいかということになります。
そのためには現在の契約への仕組みを変えていくことが不可欠となります。
どちらかといえば説得型で受注していた形を、もう少し時間を要してお客様の納得を得る形で契約するようにしていくことです。
 そしてもっといえばお客様から満足を引き出していくというものです。

 今となっては恥ずかしい話ですが、かつて僕が属していた住宅メーカーもスピード第一、契約至上主義といってもよいでしょうが、何よりも契約最優先で考えられていた時代がありました。
 契約までの時間をかけないことが良しとされたのです。
 ただし企業目線が強すぎてお客様から契約後にキャンセルが数多く発生していました。
毎月の契約報告もあたかもゴルフをやっているごとく、グロスで○○棟の○○〇千円、ただし解約が○○棟〇〇〇千円ありますから、ネットで○○棟〇〇〇千円となります・・・なんていう報告が当たり前化していたのです。

 よく考えてみてください。
せっかく契約してもキャンセルが発生したとすればそれまでのすべてが水の泡、もったいない話ですが徒労となってしまいます。
余分な仕事をしたということになります。
生産性を伴わない作業をしたということです。
営業はもちろん、設計や積算、ほかのセクションにも随分と迷惑が掛かってしまいます。
また大きいのは何と言ってもお客様との信頼関係が損なってしまいます。
一番大切な企業のイメージも損なってしまう訳です。

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 住宅はお客様にとって一生に1回の一番大きなお買い物であるはずです。
じっくりと納得がいくまで後悔の無いように打ち合わせもして契約することが肝心です。
顧客目線で事を進めていくということです。
但しお客様にもある程度は会社の事情をお話しして、例えば職人さんの状況や、着工時期など多少の融通は聞いてもらうことも現実はあるものです。

 住宅業界はお客様に接する人も皆商品だと僕は考えています。
ご存知でしょうか、住宅は営業がみな平等に売れているわけではありません。
売れる人と売れない人が必ず存在します。
トップ営業といわれる人の多くが紹介営業で仕事をこなしています。

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 つまりは会社も紹介営業で営業展開していこうということです。
そのためには今までの説得をやめて、お客様の納得そして満足を頂ける住宅会社へと転換をしていくことが大切ではと考えています。
 今、そんな提案をしようと考えているところです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「会社辞めたら・・・」
「この仕事向いてないんじゃない・・・」
そんなこと言われてました。
僕もかつてもっとひどい言い方で「給与泥棒」とか言われていた社員を知っています。
この社員さん=Sさんといいます。

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 僕が顧問となっている住宅会社の営業社員、キャリア採用で入社してきたのですが、入社して10か月間契約0、さすがに社長もしびれが切れ始めました。
 そんな彼に個人的に向き合うことになりました。

 積水ハウスの支店長時代、毎年入社してくる新入社員の営業さんたちと毎日交換日記をしていたことがあります。
年間160億円の売り上げをしている支店の支店長が (何を言いたいかお分かりですね、随分と忙しい人間であるということを言いたいのです・・・すみません) 毎日新人さんと交換日記を交わす・・・でもこれは結果としてとても勉強になりました。
 従順な彼らから学ぶ点が数多くありました。

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 不思議なものです。
経験値のない彼らであっても、こっちが懸命になっていろいろとコメントすると結果が出てきました。
量をこなすことで行動面での質が生まれてくるようになりました。
まさに上司の愛情はメンバーを育てるということを実践から知ることができました。
そしてまた、相乗効果で1年目の新人さんたちが実績を出すと、2年目、3年目の社員さんたちにも好影響を与えました。
もっと言えばそういった若手社員さんたちの活躍が支店の営業に(全社員といっていいですね)いい意味での刺激を与え業績が右肩上がりで向上していきました。

 話を戻します。
今回のSさんと毎日メールを使ってSさんの行動について検証することを当たり前化したのです。
いわゆるPDCAをしっかりと回すことです。
出張が多い僕ですから、毎日のコメントはできませんが、時々のコメント返しや、電話でのアドバイスを始めました。
 とにかく愚直に継続してやっていこうねという約束をしました。
もうやり始めて1年半以上たちました。
Sさんも立派です、毎日休むことなく必ずメールで1日2回、計画と結果を送ってきます。

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 おかげさまでというか、まだまだトップ営業には遠いのですが、徐々に契約が上がってくるようになりました。
今日は新しい契約が決まり僕もお祝いの電話を入れました。
長い暗いトンネルから抜け出て、少しの光が差し込む形の営業になってきたのではと思います。

 先日、関東の顧問会社にも新人さんが2名入社してきました。
Sさんと同じ形で、メールでのPDCAを早速お約束しました。
毎日は物理的に無理なのですが、1週間に1度は彼らにいいアドバイスができればいいなと考えています。

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 営業に一番効く薬は「契約」という薬です。
Sさんもずっと長く契約が0だった時と比べて、笑顔も出てくるようになりました。
「笑顔」は大切ですね、お客様は笑顔の素敵な営業を好むものです。
また自信というものも感じるようになってきました。
「自信」は、お客様をけん引していくエンジンのようなものです。

 そうは言ってもSさんにはもう一つ高いレベルに営業の階段を上っていただきたいという期待があります。
 結果が出てくるようになってきたSさんの成長に拍手を送りたく思います。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 ちょっと嬉しいことがありました。
仕事関連の話ではありませんが・・・。

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 仕事柄全国移動が当たり前化して、どうしてもやむを得ない時だけは飛行機を使いますが、あとはほとんど電車に頼っています。(さすがに北海道は飛行機に頼らざるを得ません)
 その移動手段のほとんどが新幹線です。(各種特急もありますが・・・)
多い年には1週間に4回以上乗車していましたからJR各社には随分とお世話になったわけです。(感謝しております)
タレントさんや政治家の方々、ここでたくさんの著名人の方にもお会いできました。
特にJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の車両には感謝です。

 ただ旅という気分ではありませんので(自分の中では可能であればそういう気持ちになりたいという願望はありますが…)決して心ウキウキというものではありません。
 それでも稀に旅しているという気分になれる時があってそんな時は嬉しいものです。
いい仕事について幸せだと思うこともあります。

 通常、時間との戦いで動いていることがほとんどですが、ここへきて体力的な問題もあり、またコロナ関連から毎月仕事としていただいていた講演が無くなって自由な時間ができるようになってきました。(オンラインもありますが)
嬉しい気持ちと何となく寂しい気持ちが交錯しているのですが、日常を旅として捉えたい一心で例えば東京から名古屋までわざわざ「のぞみ」に乗るところをあえて「こだま」に乗車することもあります。
新幹線が単なる移動のための道具というイメージでなく、旅してる感を味わうことができるんですね。

 東京~名古屋間が「のぞみ」だと1時間40分ぐらいですが、各駅停車の「こだま」だと2時間40分ぐらいかかってしまいます。
ところがそれが何となくいいんです。
プロセスを愉しむということでしょうか。
新幹線ライフを結構エンジョイしています。

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 7月から新幹線に新しい車両が誕生しました。
N700系Sです。
従来の車両(N700系A)よりも乗り心地もよいとのことですので、決して僕は鉄道マニアではありませんが乗車の機会を待ち望んでいました。
ところがなかなかネットで調べてもわからない・・・知り合いのJRの社員さんに聞くと、まだあまり走っていないとのことで、なかなか憧れのN700系Sには出会えなかったのですが、つい先日初乗車のチャンスを得ました。

 当然「のぞみ」だと思っていたのですが、なんと「こだま」車両での遭遇でした。
これも駅員さんからの情報で1時間半ほど乗車のために待機をしました。
コロナ感染の関係もあって車内は空いていてまさに新・新幹線を満喫できました。
弁当を頂きながら、雑誌を読み、アイパッドで調べ物をし、少しだけうとうともしていると、いつの間に名古屋駅でした。
楽しい時間はあっというまに過ぎてしまうものですね。

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 今までの車両と比べて乗り心地がよくなっていますね。
シートが今までよりも沈んでいく感覚がありますね。
インターネット対応もできて、大きな荷物も置けるようになって(予約が必要ですが)、電光表示の文字が大きくなって、値段が高くなっているわけではありませんからありがたいですね。
見た目(外観デザイン)はライトが赤くなっていい感じです。
何よりも新幹線はとにかく安全な乗り物だと思います。
これはもう世界に誇れるといって間違いありません。

 ビジネスの話になりますが、安全・安心、そしてスピードがある‥‥ということは企業の見本といって過言でありませんね。
そして絶えず変化していく事もJR各社さんさすがです。
もちろん企業にあっても変化していくことこそ常道です。
変わっていいものと、変わってはいけないものの判断は経営者に委ねますが、絶えず時を見つめ変化のタイミングや経営判断には留意していきたいものです。