カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 自分の事で恐縮ですが、最近整理整頓が日常化してきています。
整理とは入らないものを捨てること。
整頓とは必要なものがすぐに取り出せる状態にしておくことです。
整理整頓の徹底は能率アップにつながりますね。

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 かつての研修のレポートを整理していると懐かしいレポートが出てきました。
それは2007年10月1日に某住宅メーカーの新入社員さんから私宛に頂いたものでした。

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『こんばんわ、加藤先生。〇〇株式会社の□□です。
朝晩が肌寒く感じるようになってきましたが、加藤先生におかれましては、ますますごご清栄のこととお喜び申し上げます。
私は元気だけが取り柄のような人間なので元気いっぱいです。

 さて今回は一つ報告をさせていただきます。

 9月30日に1件ご契約をいただきました。
利益率や原価支出など手放しで喜べる内容ではありませんが、何とか1件ご契約いただきました。
 今回の件で、契約書をはじめとする書類の作り方やスケジュール調整など学ぶことが非常に多いものにもなりました。
 また周りの設計者や所長、先輩、支店長にたくさんの力添えを受け、支店のみんなでとらせていただいたようなもので感謝に尽きる契約となりました。

 お客様から契約書に署名捺印をいただき握手をした際には、感極まって涙が出ました。
競合との判断材料が値段であったことは間違いありませんが、「□□さんから買いたい」とお言葉を頂いた時には非常にうれしいことだと実感しました。
しかし、これからが家づくりのスタートなんだと気持ちを引き締めることに今は気持ちが向かっています。
これからも頑張ります。

 ひとまず、加藤先生にご報告をと思いまして、メールさせていただきました。
加藤先生にお会いして、レクチャーを頂戴してから、気持ちは常に前向きです。
ご契約いただいたお客様はもちろん、次の契約に向けて前進いたします。
契約後のお客様に対することで、何かご指導いただけるならよろしくお願いいたします。

 まずはご報告までに。』

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 そういった内容のものでしたが、実はこういった受講生の方からのメールは講師としてはとても嬉しいものです。
まさに講師冥利に尽きるといっていいでしょう。

 こういった一言を頂く喜びのために、日々懸命に仕事に向かっているといってよいかもしれません。
 ありがとうございます。□□さん。
今はどうしてらっしゃるのでしょうか・・・・?
推測ですが、おそらくあなたは以前よりまして人生を真摯に生きてらっしゃると思います。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「いいかい、営業の仕事はお客様に関心を持つことなんだよ」
「営業にとって本当の意味での仕事時間はお客様とお会いしている時間だよ」
そんな話をすることがあります。
 これはかつて住宅会社でマネジメントをしていた当時も、よくメンバーに対して話していたことでもあります。
 また実際に私自身が自分の住宅営業時代にも実践していたことでもあります。

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 人は不思議なもので、会社に顔を出して自分のデスクに座っているだけで何かしら仕事をしているような気分になってしまいます。
 ところが営業社員にとってはそういったことだけで結果に結び付くものではありません。

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 新人時代、当時の積水ハウスはある意味厳しい会社でした。
入社してすぐさまカルチャーショックを受けました。
「加藤君、朝は9時半迄には会社を出なさい。夜は10時まで帰ってこなくていいから」
ウソのような本当の話ですが、「どこへ行けばいいですか?」という私の質問に対して「住まいに困っている人はいっぱいいるだろう、自分で探しなさい」でした。
 また「何を話したらいいですか?」という私の問いに対して「そんなことはお客さんが教えてくれる」でした。
確かに先輩社員も忙しそうな人ばかり・・・質問するのも気が引ける様な状態でした。
 まずは近隣の賃貸住宅や借家に顔を出して営業をスタートさせた事を覚えています。
何度も何度も断られて少しづつ少しづついろんな工夫をして学習したことで自分の営業ができるようになっていったように記憶もしています。
たくさんの断りからお客様の心理を考えて行動するように変わっていったのです。

 現在は時代も変わって新人さんには研修もしっかりとされるようになってきました。
礼儀作法や挨拶をはじめ、様々なマナーも教育されるようになっていると思います。
企業内格差はありますが・・・。

 ただ、私が思うことは意外かもしれませんが、自分の新人当時の上司からの指示についてたくさん、なるほどと納得したり感謝することもありました。
営業の原点はこういうものか…と学ばせて頂いたように感じています。

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 皆さんもよくご存知のように、仕事はあくまでも自分自身のためのものです。
人生のほとんどの時間を費やすことになる仕事はやりがいのある、価値のあるものになることが大切です。

 究極的なことを言えば誰も助けてはくれません。
自分で、自分自身の力で、未来への扉を開いていくことが重要です。
どんなことがあってもポジティブに考えて行動していくことも大切ですね。

 与えられるものと自分から求めるものの違いがそこにはあるように感じています。

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カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 思えば随分と数多くの住宅会社の仕事をさせていただきました。(感謝)
住宅メーカーはほとんどの企業で研修をさせていただきました。
新人研修から始まって、営業研修、年次研修、管理者研修、現場見学会研修、マナー研修、顧客満足度研修、エリアマーケット研修などいろいろと。
 住宅メーカー以外のホームビルダーや、地域ビルダー、工務店さんも沖縄県を除く46都道府県で仕事のご縁を頂きました。

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 また住宅会社の会社顧問も様々経験しました。
そんな中で感じるのはいずれの住宅会社も業績を向上させたいという強い社長の願望でした。
ご存知のように住宅業界はこののち住宅着工件数が減少するという縮小産業です。
そんな中で我が社だけは業績アップしたいといわれるのはある種都合のいい話でもあるわけです。
が、僕の使命は住宅業界一筋に生きてきて、また積水ハウスという会社内でマネージャーとして全国一を達成したということから、関与した住宅会社は可能な限りに契約量を増やし、売り上げアップに結び付け、利益を増大させて業績向上させていくというものです。
責任をいつも感じています。
どんな住宅会社にあっても業績を伸ばしていくというプライドをもって仕事についています。

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 そんな中での話です。
どの企業も当たり前の様に営業に対してその年やその期の契約予定を挙げてもらいます。
(逆にこれがない会社は危険でもありますが・・・)
またその契約を取得するための行動面での数字や販売活動、イベントなども計画します。

 その時の数字の話です。
容易に達成できる目的数字は営業にとって面白くないはずです。
(ほとんどの会社ではそういうことはないと思いますが・・・。)
よくあるパターンは達成困難な数字を目的化する会社です。

 どう考えてもあの営業には無理だろう・・・といった数字を平気な顔で並べてらっしゃる会社にも遭遇します。
現実には本人の相当な意識改革や行動量の変化がないと業績向上は望めないものです。
 ちょうどいいのは頑張ればなんとかなりそうという範囲での目標数字です。
例えで言うならばその担当社員の実績の先期の120%アップぐらいがいいかもしれません。
間違っても200%アップは通常あり得ない数字です。

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 120%の数字は適度に厳しく、試行錯誤して様々な工夫をして何とかクリアできうる数字だと判断します。
とても困難であろうというような数字ではなく、努力次第で何とかなりそうという数字の設定が望ましいといえるでしょう。
 そのあたりが人のドーパミンが出てくるパターンです。
ドーパミンが分泌されるということは自己成長することに結び付くものです。
陸上の三段跳びのホップ・ステップ・ジャンプのようにちょっと難しい課題を数回にわたってクリアし徐々に自分のハードルを高くしていきたいものです。



 「頑張ればなんとかなる」という目標設定をしましょう!








カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 関与しているそれぞれの顧問会社に新入社員が入っています。
早いものでもう半年が経過しました。
9年目と長年おつきあいしている顧問会社の新入社員さんたちはすごいですね。
営業社員さんたちはすでに先輩社員さんに負けない実績を出しています。

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 実はこの会社の社長さん、「私の得意はまねをすることです。」と平然とおっしゃいます。また「すぐ実行します」とも・・・。(僕も大賛成です)
 社長がそういった率先垂範をされる方ですから、新入社員さんたちも、もうともかく先輩社員の真似をする、そしてすぐに動くという癖がついてきています。
とにもかくも一生懸命動く、そして失敗を繰り返す、そんな中から学習能力を身につけていく、そうして成功に結び付けるという塩梅です。
(実は住宅業界のトップ営業の方々のほとんどが成功する以上に失敗を繰り返しているものです。)

 特に新入社員さんたちはみんながみんな従順という財産をもっていますから、マネをしなさいと言われれば「はい」と答えて実践するのがいいですね。
また新入社員ですから失敗しても結構許されるものです。
 不思議かもしれませんが、それで育っていくということになります。
意外に思われるかもしれませんが、伸びる会社とそうでない会社の違いがこんなところにも表れるものです。

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 かつてマネージャー時代、社内の優秀事業所に支店内のリーダーたちを引率して大勢で勉強に行ったものです。
自分一人で行くのでなく大勢で言ったこともよかったと振り返ります。
教える側も気分がいいもので(また教えることで学ぶこともありますね)参考になることが随分とあり、持ち帰って早速実践したものです。
 僕が支店長をしていた岡崎支店は、赴任当初はいろいろと問題点も多く、当初秋田営業所や大分支店に学びました。
秋田の社員さんたちの雪にも負けないで、とにもかくも量をこなす姿に感銘もしましたし、大分の社員さんたちの高いレベルの仕事ぶりにも驚嘆したものです。
 同じ会社ということあって秋田の社員さんも、大分の社員さんたちも親切に成功事例の数々を披露してくださり、それがその後の岡崎支店の業績向上の契機となったことは言うまでもありません。
 またいろいろと情報交換もしてコミュニケーションもしました。

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 マネすることも僕は大きな能力の一つだと考えています。
人間的成長や会社の業績アップのために自分自身の心を透明にして成功事例をまねする癖をぜひともつけたいものです。

 「創造は模倣から始まる」といって間違いありません。即実行ですね。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 住宅会社の顧問をしている僕の仕事でいつも決まって遭遇する問題があります。
それは何かというと今の会社の状態を変化させていくということです。
そしてそこに起こってくるまた問題があります。
それは何かというと社員の皆さんたちの「抵抗」です。
そうです、変化には必ずといっていいほど抵抗が伴います。
つまり人は何も変わらないことが一番楽だということに相違ありません。

 とはいえダーウィンの「進化論」ではありませんが変化することが企業には求められています。
変化したくない人たちとの葛藤もあるのですが、そこを何とか乗り越えていくことこそが僕の使命ではと考えます。
もっと言えばそうして変化の向こうに業績向上を成就させることが自分に課せられた務めということでしょうか。

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 最近そんな僕に与えられた新しい課題があります。
何かというと顧問会社の将来をしっかりと築いていくということです。
そのためには現在を真摯に見つめ時代が変わっても、強い会社を維持していくことが求められます。
そこで自分の中である提案をしようと考えています。
もっと顧客目線でものを考えていく企業への転換です。
 例えば、受注(契約)の30%を今までにその会社の住宅を購入していただいたお客様からの紹介から取得するというものはいかがでしょう。

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 ではそのためにはどうしたらよいかということになります。
そのためには現在の契約への仕組みを変えていくことが不可欠となります。
どちらかといえば説得型で受注していた形を、もう少し時間を要してお客様の納得を得る形で契約するようにしていくことです。
 そしてもっといえばお客様から満足を引き出していくというものです。

 今となっては恥ずかしい話ですが、かつて僕が属していた住宅メーカーもスピード第一、契約至上主義といってもよいでしょうが、何よりも契約最優先で考えられていた時代がありました。
 契約までの時間をかけないことが良しとされたのです。
 ただし企業目線が強すぎてお客様から契約後にキャンセルが数多く発生していました。
毎月の契約報告もあたかもゴルフをやっているごとく、グロスで○○棟の○○〇千円、ただし解約が○○棟〇〇〇千円ありますから、ネットで○○棟〇〇〇千円となります・・・なんていう報告が当たり前化していたのです。

 よく考えてみてください。
せっかく契約してもキャンセルが発生したとすればそれまでのすべてが水の泡、もったいない話ですが徒労となってしまいます。
余分な仕事をしたということになります。
生産性を伴わない作業をしたということです。
営業はもちろん、設計や積算、ほかのセクションにも随分と迷惑が掛かってしまいます。
また大きいのは何と言ってもお客様との信頼関係が損なってしまいます。
一番大切な企業のイメージも損なってしまう訳です。

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 住宅はお客様にとって一生に1回の一番大きなお買い物であるはずです。
じっくりと納得がいくまで後悔の無いように打ち合わせもして契約することが肝心です。
顧客目線で事を進めていくということです。
但しお客様にもある程度は会社の事情をお話しして、例えば職人さんの状況や、着工時期など多少の融通は聞いてもらうことも現実はあるものです。

 住宅業界はお客様に接する人も皆商品だと僕は考えています。
ご存知でしょうか、住宅は営業がみな平等に売れているわけではありません。
売れる人と売れない人が必ず存在します。
トップ営業といわれる人の多くが紹介営業で仕事をこなしています。

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 つまりは会社も紹介営業で営業展開していこうということです。
そのためには今までの説得をやめて、お客様の納得そして満足を頂ける住宅会社へと転換をしていくことが大切ではと考えています。
 今、そんな提案をしようと考えているところです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「会社辞めたら・・・」
「この仕事向いてないんじゃない・・・」
そんなこと言われてました。
僕もかつてもっとひどい言い方で「給与泥棒」とか言われていた社員を知っています。
この社員さん=Sさんといいます。

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 僕が顧問となっている住宅会社の営業社員、キャリア採用で入社してきたのですが、入社して10か月間契約0、さすがに社長もしびれが切れ始めました。
 そんな彼に個人的に向き合うことになりました。

 積水ハウスの支店長時代、毎年入社してくる新入社員の営業さんたちと毎日交換日記をしていたことがあります。
年間160億円の売り上げをしている支店の支店長が (何を言いたいかお分かりですね、随分と忙しい人間であるということを言いたいのです・・・すみません) 毎日新人さんと交換日記を交わす・・・でもこれは結果としてとても勉強になりました。
 従順な彼らから学ぶ点が数多くありました。

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 不思議なものです。
経験値のない彼らであっても、こっちが懸命になっていろいろとコメントすると結果が出てきました。
量をこなすことで行動面での質が生まれてくるようになりました。
まさに上司の愛情はメンバーを育てるということを実践から知ることができました。
そしてまた、相乗効果で1年目の新人さんたちが実績を出すと、2年目、3年目の社員さんたちにも好影響を与えました。
もっと言えばそういった若手社員さんたちの活躍が支店の営業に(全社員といっていいですね)いい意味での刺激を与え業績が右肩上がりで向上していきました。

 話を戻します。
今回のSさんと毎日メールを使ってSさんの行動について検証することを当たり前化したのです。
いわゆるPDCAをしっかりと回すことです。
出張が多い僕ですから、毎日のコメントはできませんが、時々のコメント返しや、電話でのアドバイスを始めました。
 とにかく愚直に継続してやっていこうねという約束をしました。
もうやり始めて1年半以上たちました。
Sさんも立派です、毎日休むことなく必ずメールで1日2回、計画と結果を送ってきます。

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 おかげさまでというか、まだまだトップ営業には遠いのですが、徐々に契約が上がってくるようになりました。
今日は新しい契約が決まり僕もお祝いの電話を入れました。
長い暗いトンネルから抜け出て、少しの光が差し込む形の営業になってきたのではと思います。

 先日、関東の顧問会社にも新人さんが2名入社してきました。
Sさんと同じ形で、メールでのPDCAを早速お約束しました。
毎日は物理的に無理なのですが、1週間に1度は彼らにいいアドバイスができればいいなと考えています。

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 営業に一番効く薬は「契約」という薬です。
Sさんもずっと長く契約が0だった時と比べて、笑顔も出てくるようになりました。
「笑顔」は大切ですね、お客様は笑顔の素敵な営業を好むものです。
また自信というものも感じるようになってきました。
「自信」は、お客様をけん引していくエンジンのようなものです。

 そうは言ってもSさんにはもう一つ高いレベルに営業の階段を上っていただきたいという期待があります。
 結果が出てくるようになってきたSさんの成長に拍手を送りたく思います。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
  顧問会社の社長から次期の指導者つくりのお手伝いを依頼されています。
この会社とのおつきあいも早いもので9年目になってきました。
うれしいことに社長の情熱と行動力を中心に社員さんたちの頑張りの成果でずっと右肩上がりに業績が推移しています。(素晴らしいですね)
この会社のように社長自身がアグレッシブに動かれる企業はまずもって業績が向上していきますね。
まさに「率先垂範」です。
社員さんたちは常日頃から上司の日常のふるまいをよく観察しているものです。

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 僕が積水ハウス時代、初めて支店長を任命された時のことを明確に記憶しています。
10年間のプレイングマネージャー時代を経過して、初めて経営を任されました。
営業一本でのものの見方から、設計、工事、経理、積算、発注、総務、また取引業者さんたちとのおつきあいが新しく自分の仕事として日常化したわけです。

 体全体で責任感という重圧を背負う形になりました。
社員さんたちのみならず、建築現場の職人さんまで含めた800人ほどの生活も自分の肩にかかっているものと意識しました。
やりがいはありましたが不安もいっぱい、朝から夜中まで真剣勝負の仕事漬けの毎日が始まりました。
 最初に手掛けたことはに社員さんたちからの仕事における改善点を聞くことでした。
それまで当たり前化していた経費の節約をやめ、経費をうまく活用して契約の量を増やしていくことに役立たせようと方向転換しました。

 またどちらかといえば「集団」という感じだった社内の雰囲気を「組織」という塊度の強いものへと変化させるように努力しました。
そのためには何らかの「変化」が必要でした。
 人間はだれもが日常が変化なしの同じことをしていることが一番楽なものです。
そこで結果を重要視して、数字を仕事に取り入れることを当たり前化して、結果から物の判断をするようにも切り返しました。

「変化」には抵抗があるものです。
一部の社員さんからは反発も出てきましたが、コミュニケーションを密にして改善運動を積極化していきました。

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 そんな中新しい力の登用が支店の活性化に繋がるという自分なりの結論に至りました。
毎月しっかりと素晴らしい結果を出していた、入社して4年目の営業S君を、店長にしたい、そしてその人事を起爆剤にして支店の活性化につなげていきたいと思い、当時の上司(中部のトップ)に願い出しました。
 
 ところが上司の答えは期待とは大きく違って厳しいものでした。
希望人事を申し上げるや否や、「何を考えてるのか、そんな若い店長なんて聞いてことがない」一蹴されて、すぐさま帰されました。

 その後どうしてもとの思いが強く再度上司にお願いに行きました。
「申し訳ありません。前例がなくともどうしても実行したいのです。何とかお願いできませんか。必ず結果に結び付けます。」
その時の上司の答えは意外なものでした。
「わかった、すきにしろ」

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 おそらく上司は僕の本気度を計測したのでしょう。
この人事はその後支店の業績に大きな好影響を与えました。
S君は見事に期待に応えその後2期連続で中部の契約・売り上げで第1位の拠点を作り上げたのです。
そして彼の頑張りから支店員全員が刺激され僕が支店長として赴任して6年間で60億の売り上げが120億まで伸びていきました。
支店員一人当たりの実績が契約・売り上げ・営業利益・目標利益達成率・顧客満足度と当時の社内の指標すべてで第1位に輝きました。

 その後もこの上司にはいろいろ相談事もしましたが、親身になって指導頂きました。

 経営者意識は簡単には身につくものではないでしょう。
ですが日々仕事に対する取り組み方を真摯に実行していく中で、徐々にではありますが出てくるものと振り返ります。

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 「組織」は生き物です。
企業もまた生命体です。
支店長時代、毎日緊張感をもって生きていた(働いていた)と振り返ります。
緊張感のない組織は注意しなくてはなりません。
社員さんに対しては「厳しい」顔と「優しい」顔の双方で接していたと思います。

 毎日の仕事は大変でしたが充実感がありました。
また当時の社員さんの中からも素晴らしい経営者が出てきました。
やる気のある社員がかつてと比較して激減している感がしてなりません。

 裏返せばいまはチャンスです。
やる気のある社員が多い企業が勝ち組になれます。
そういった「組織」を創造していくことこそマネージャーの使命であるに違いありません。


 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 自分自身がかつて真摯に仕事に取り組んできたと少なからず自負しています。
だからでしょうか、懸命に仕事に向かっている経営者には共感も覚えます。
またお会いしていて、会話していてとても気持ちの良いものです。

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 経営者は会社が生き物であることを認識しています。
業績が企業の物差しであることも十分理解しています。
数字がすべて経営のバロメーターになっているということもわかっているはずです。

 僕も経営を任された支店長時代、100名ほどの社員さんと、860名ほどの取引業者の方々に支えられながら年間100億円以上の売り上げを達成していました。
すべての仕事に対する指示が適確であったかどうかは疑問ですが、それでも対前年度アップ、右肩上がりで推移していく業績にほっと胸をなでおろしていました。
ただ一度だけ、数字が落ちたことがあって、その時は大いに反省もし自分自身にも真摯に向き合った感覚があります。

 後に続くべく幹部クラスがどこまでそういった意識が高いかどうか、とても大切だと認識しています。
ちょうどおりしも幹部クラスの経営勉強会を2社継続して実行いたしました。
そういった中で経営幹部の口から出てきた言葉は、時代への対応性、変化の必要性でもありました。

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 そこで申し上げたいことは何かと言えば・・・幹部の方の自分自身の変化でしょうか。
まずは自分が変わっていくことが不可欠でしょう。
率先垂範です。
もちろん様々なリスクは出てはきますが、そういったものを恐れていては何も生産性は生まれてきません。

 留意したいことを列記してみます。
・社内のコミュニケーションが少ない
・自社の良い点が10項目以上上げられない
・仕事場が汚い
・何かこう最近優しい人ばかりが出世する
・お客様へのあいさつがしっかりとできていない
・報告・連絡・相談のスピードが遅い
・具体的な指示ができていない
・社員同士、お客様に対しても関心度が低い
・時間対効果や、費用対効果を考えているか

 多くの会社に顔を出してみて思うことは、人間の能力にはそれほど大きな差はないということです。
問題はやる気のある社員をいかに作っていくかです。
そしてそれをゆだねられているのが経営幹部クラス=マネージャーですね。
成果を出すということは、強い社員を作っていくことであり、組織や人を動かしていくことがマネージャーに求められるといっていいでしょう。

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 残念ながら現在の日本人のやる気度は危惧するほど低いものです。
100人中なんと6名しかやる気のある人はいないというデータが存在します。(アメリカの調査会社ギャラップより)
世界の139か国中なんと132位です。(愕然とします)
つまりは社員さんの力を十分に発揮できればそれだけで会社は自然と業績向上になってくるはずだと確信しています。
モチベーションを挙げていくためには一人一人の社員さんたちに対して感情指数の高い接し方をしていくことが求められます。

 会社は生命体、いつまでも長続きはしません。
経営幹部=マネージャーたちの意識が高い会社こそが勝ち残っていきます。
自分が経営者という立場に立ってしっかりと舵を取っていきたいものです。

 
 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 
 暑中お見舞い申し上げます。
毎日毎日大変な暑さが続きますが、なんといっても身体が一番です。
特に今年はコロナ感染もあって、例年にも増して健康への自己管理が求められます。
どうか十分にご自愛ください。

 さて、企業として業績を上げる手法をいろいろとお話しします。
先日も訪問した顧問会社でいかに社員が自分たちの会社の商品である自社の住宅を建てているかお聞きしましたが、徐々にではありますが自社の住宅を建てる社員が増えているという話でした。
 業績向上を続けている理由の一つにこういったケースがありますね。

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 かつて僕も積水ハウスで自宅を2度作りました。
また両親の家や親族(弟や妹、従妹)、高校や大学時代の同級生、先輩や後輩も入れると随分と積水ハウスに貢献してきたものだと振り返ります。
また愛社精神や、責任感が強かったなぁとも感じることがあります。

 一般住宅でなくとも父親名義でマンションや自分名義のアパートも建築しました。
そしてそのアパートが建築後21年経過して、やや見栄えが悪くなってきました。
つまりは外壁や屋根の塗装の必要性を感じるようになったということです。

 そんなこともあって今回田舎にある自分名義のアパートの塗装をお願いしました。
ちなみに僕は東京の支店長時代は東京営業本部のアパート委員長でした。
当時アパートの間取りを入居者満足度が上がるように工夫もしましたが、今ではその時の僕の提案が全国的に当たり前になってきています。

 どういうことかとお話ししますとお風呂の中にトイレを作らないということです。
かつてのアパートはさもそれが当たり前のようにお風呂の中にトイレが存在しました。
全国のアパート担当の設計長に指示してアパートのプラン集からそういったプランを全廃しました。
積水ハウスのアパートがそういった形が標準化されたことで他のメーカーも改善され今や余程のことがない限りお風呂とトイレが一体型のアパートななくなったと思います。

 さて、アパートも時代時代で設備の変更を余儀なくされていくものです。
もし今僕が再度アパートを建築しようとするならばこういった工夫をしますということを表現してみたく思います。
1、無料のインターネット
2、自動ドア
3、防犯カメラ
4、ホームセキュリティ
5、宅配ボックス
6、太陽光発電システム
7、オートロック
8、エレベーター
9、TVモニター付きインターフォン
10、電動窓シャッター
11、浴室換気乾燥機
・・・ざっとそんなところでしょうか。

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 また今回の新型コロナ感染に関して言えば、テレワークが可能な状態にしておく事
IOT化に向けた取り組み、ZEHを考慮することなども重要だと考えます。

 当然そういった設備の充実を図れば価格も上がっていくに違いないのですが、毎月の光熱費の節約などを頭に入れればおすすしたいということになってきます。

 賃貸住宅営業担当者はアパートやマンションのオーナー様の状況を十分把握したうえでしっかりしたコンサルティング営業を展開していってほしいものです。
また当然ですが税金関連の知識も伝授してほしいものです。

 時代を透徹した目で見つめ、オーナー様に対して後悔の無いように進言してほしく希望します。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「性善説」と「性悪説」お聞きになった方もあると思います。
「性善説」は孟子が「性悪説」は荀子が唱えました。

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 僕は自分の書の中で人は元来弱い存在だというところから「性弱説」という言い方をしたことがあります。
これは、どちらかといえば荀子のいう「性悪説」に値するのではと思っています。
「性悪説」は「人は本来弱い存在である」であるから「環境によってどのようにも変化していく」とつながっていきます。
 そして荀子は人は努力していくことで善を獲得することができる…と説いています。

 よく様々な企業でPDCAをしっかりやっていこうといわれます。
P=プラン(計画)、D=ドゥ(実行)、C=チェック(検証)、A=アクション=(次なる行動)
つまりは基本業務をきっちりとこなしていこうね…ということです。

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 幸いにして多くの企業様と関与させていただきました。
また積水ハウスのサラリーマン時代にも多くのことを学ばせていただきました。
結果として感じることは、大きな企業ほど、また堅実に実績を積み重ねている会社ほどこういった基本業務が日々当たり前にできているということです。
このPDCAのほかにも例えば5Sなどもそういったたとえに該当すると考えます。
5Sとは整理・整頓・清掃・躾・清潔を指しますが、これも会社経営にとっては不可欠であり重要な基本業務と位置付けていいかと思います。

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 顧問会社の社員さんから毎日日報が届きます。
毎日目を通させていただきますが、返事のメールを出すわけではありません。
時に電話をしたり、メールを打ったりする程度です。
そういった中で感じることがあります。
自分から率先して日報をメールして来られる方と、上司に言われていやいやながらやらされ感で日報をくださる方の大きく二つに分かれます。

 僕は個人的にはこれを「仕事」と「作業」に分けて考えています。
あくまで「仕事」は自分自身のために行う行為であります。
それに対して「作業」はやらされ感のあるものを指します。
日々のPDCAもまた自分自身の成長のために行う行為と考えます。

 また忙しい人ほど一般にしっかりと計画しそれを実行に移していくものです。
忙しいからそんなもの書けないという人は、まだまだ時間の効率的な使い方ができていないものです。
これは自分の経験からも明言できます。
多忙だった時ほど時間との戦いでしたから、しっかりと計画してそれを実行に移し、自己検証して、学習して次の行動へのステップにしていたと振り返ります。

 住宅営業時代、一番忙しかった時には契約して引き渡しまでのお客様が24組いらっしゃったことが記憶にあります。
この時は忙しかったですね。
こういった契約後のお客様以外にも当月の契約やアフターのお客様もありましたから大変でした。(もちろん充実感もありました)

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 人は成長していくことで仕事に喜びも生まれてくものです。
そして結果が会社や上司から認められるとさらに喜びが拡大します。
好循環の仕事のサイクルも出てくものです。

 上司から言われるからではなく、あくまでも自分のために仕事をこなしていきたいものです。
まずは、コツコツと基本業務から始めていきましょう。
勇気を出して自分のために最初の一歩を踏み出しましょう!!
応援してます。