カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 つい先日KADOKAWAから発刊された『保身』を読み終えました。
著者はというと…講談社「週刊現代」記者の藤岡雅氏。
サブタイトルはというと「積水ハウス、クーデターの深層」です。
 また隠蔽された「騙されるはずのなかった」地面師事件、積水ハウスで起きたクーデターの内実を明かし、我が国に漂流する企業論理にまでメスを入れた書といえます。
積水ハウスに27年社員として勤務し、この書に出てくる人たちを知っているが故に複雑な思いを感じざるを得ませんでした。

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 書の途中、僕をかつて東京に召集したかつての上司=山崎一二氏の名も出てきました。
魅力ある東京営業本部長でした。
山崎さんが名古屋の支店長時代に僕の上司となり人間的に魅せられました。
この人についていこうと思うようになりました。
山崎東京営業本部長を和田社長が後継者として考えていた真実も書かれてありました。
僕はかつての山崎本部長からの言葉を思い出しました。
「加藤、俺は和田さんから次だといわれている。俺がそうなったらお前も・・・・だ、わかったな。俺が後ろ盾になるから思い切って会社を改革してくれ!

 僕は東京営業本部で一番売上げ規模の大きな多摩支店を仰せつかりました。
年間売り上げ120億、3年間で僕は社員さんや取引業者さんの協力のもと、売り上げ規模を160億まで向上させました。
みんな本当に頑張ってくれました。
またシェアのアップにも注力したことを鮮明に覚えています。
 ところが上司であった山崎本部長が55歳の若さで癌でこの世を去られました。
突然の予期せぬ出来事に驚き悲しみました。
この時から僕の会社人生が豹変しました。
 また和田社長が後任として阿部俊則氏を指名したことからこの本の物語が始まるといっても過言でありません。

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 和田社長は会長職に就き、阿部氏が新たに社長としての職に就く形となりました。
そして突然にして起きた地面師事件、まさかと感じざるを得ない不可思議な事件でもありました。
 会長がこの事件の責任を取らせる形で社長を罷免しようとしたその時、逆に社長側から会長への反撃とでもいえる行動が起こります。
そして成り行きとして会長の突然の辞任、著者はそれは社長の「保身」によるクーデターだったといっています。

 和田会長も僕にとってはかつての上司でした。
随分と怖い存在ではありましたが、畏敬の念を抱いていた存在といってよいと思います。
ついていきたい、そう思わせる魅力ある上司でした。
決して人を褒めることのない人でしたがこの人のためにと思わせる素晴らしい人間性もお持ちでした。
和田さんが中部営業本部長時代、僕は春日井店長でプレイングマネージャーでしたが、僕のチーム9名の営業で1か月で17棟ほどの契約実績を上げて喜んで報告をしたことを覚えています。
何と返ってきた言葉は「おまえ一人でやったのか」でした。
決して「頑張ったなぁ」とか「よくやった」とか「ありがとう」といわれることのない上司でもありました。
それでも僕は和田さんが好きでした。
怖い存在でしたが、どこかで認めてくれているという実感をいつも感じていました。

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 この本は積水ハウスでおりしも勃発した現実を題材にしていますが、日本企業の持つ特殊性を露呈しているともいえそうです。
権力は腐敗します。絶対的な権力は絶対的に腐敗します。
組織の十字架を背負う立場の役職者に警鐘を鳴らす事件でもあったのではないかと感じざるを得ない部分もあります。

 僕が育った積水ハウスは田邊社長のもと、厳しいけれど楽しい会社でもありました。
田邊社長は僕たちにこう言われました。
「我が社には組合がない、労使関係などない、私と君たちは労労関係なんだ」と。
また自分の年収も多くもらっていない事実も明かされました。
 当時の積水ハウスはなんでこんなにというくらい営業力のある会社でもありました。
あいつらは狂ってる‥・と他社から言われるほどに仕事に懸命だった時代がありました。
そんな積み重ねから1兆円企業となり、全国のほとんどのエリアでシェアも第1位となりました。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いがあって24時間働いていた時代でした。

 今、コンプライアンスが叫ばれ、働き方改革で仕事の在り方が問われてきています。
最近の積水ハウスの国内における業績の推移は気になるところでもあります。
また加点主義から減点主義に評価対象が変わりつつあることには懸念も致します。
この本のタイトルではありませんが役職者たちが「保身」になるのではなく、もっと挑戦者としてこの国の住宅産業に携わっていただきたく希望します。

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 僕は今、新しい社長のもと再出発をした積水ハウスに対して期待をしています。
イクメン企業、素晴らしいじゃありませんか。
かつて自分と共に仕事をしたかつてのメンバーも、積水ハウスリフォームの社長や人事部長(執行役員)になってもいます。
彼らもまた素晴らしい人間でした。期待したいと思います。

 あたらしく積水ハウスの門をたたく学生たちが希望に満ち溢れ、仕事へのモチベーションが高い企業としてさらに伸びていってほしいものです。
 乗り越えるべきものをしっかりと乗り越えて積水ハウスが世界に羽ばたく住宅会社となることを積水ハウスOBとして、また積水ハウスのオーナーとして応援しています。

 
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author: Masahiko Kato
 コロナ禍ということもあって、ゴールデンウィークは観光地に出掛けることを避け、友人と比較的近所の「知る人ぞ知る」穴場スポット巡りに出掛けました。
 まずは岐阜県中津川市にある「苗木城」、お城といっても天守閣は存在せず、石垣や大矢倉跡などの門跡・堀が残っている状態のものです。
 驚いたのは普段はほとんど人のいない場所なのに、この日に限っては戦国武将の鎧に身を包んだ面々の方々が場を盛り上げており、訪れた人たちのモチベーションを挙げてくれていました。
 
 この「苗木城」天空の城ともまた人によっては日本のマチュピチュとも呼ぶ人もいて、
確かに城好きの人にはたまらない魅力を持っています。
個人的にこの地に顔を出すのは2度目でしたが、随分と最近では人気も出てきたようです。
おそらく戦国時代にはこんな城もあったのだと驚かれる人も多いことでしょう、一見の価値ありのユニークなお城です。

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 近所の歌舞伎の小屋にも顔を出しました。
実は、現在日本では200余りの団体が保存活動をしている状態ですが、そのうち32団体が岐阜県に現存します。
歌舞伎の専用劇場も9座存在し、岐阜の地がかつて地歌舞伎に熱狂していた史実を物語ってもいます。
この日は加子母明治座を訪れることができました。
何でもミステリーツアーで秘密の場所になってもいるようです。
明治28年に竣工したこの明治座、ここは来場客も少なくガイドの方が親切・丁寧に小屋の中を案内してくださいました。
回り舞台、花道、楽屋、舞台裏、1,2階の客席(桟敷)・・・魅力がいっぱいです。
役者が見得を切り、客席から「日本一!」の声がかかって、役者の熱が高まり、多くのおひねりが役者の足元に飛び交う…そんな光景が目に浮かぶようです。

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 この小屋では中村勘九郎さんや中村七之助さんも特別公演をしており、多くの著名人も顔を出していて、壁に落書きとも思われるようなサインの数々があります。
 目についたものは建築家の隈研吾氏、また音楽家坂本龍一氏のものでした。
岐阜県内には他にも8か所の芝居小屋がありまた機会を作って是非見学してみたく思います。

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 もう一つ、昨年10月に完成した関ケ原の古戦場記念館を訪れました。
意外に地元関ケ原の詳細の史実を把握していなくて勉強にもなりました。
密を避けての穴場巡りは充実した内容で締めくくることができたように思います。
いつまでも何事にも好奇心を失わないよう生きていきたいものです。
また元気で動ける健康体でありたいものです。

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author: Masahiko Kato
 緊急事態宣言が解除になりました。
「ホッ」としていいのか・・・どうか、つい錯綜してしまいますが、いずれにしても自分でしっかりと自分の身体を守ることは大切ですね。

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 コロナ化で減少気味だった仕事が、少しずつここへきてオファーが増えてきています。
(ありがたいことです)
確かに講演やセミナーはすっかりと依頼が減りました。
 僕の仕事のほとんどは『住宅会社顧問』で検索していただくとお判りのように、主に住宅関連企業に対しての顧問活動があげられます。
 それにしても出張自体は随分と形を変えざるを得ませんでした。
逆に不慣れであったオンラインは少しできるようになりましたが・・・。

 この1年近く仕事時間の減少と共に、自分時間が増え、自分を見つめること、つまりは健康管理や家庭でのあり方、これからの人生をどう生きるかなど考える契機にもなったように思います。

 さて本業の話ですが、関与している企業様の中の2社において後継者問題も現存します。
確かに、双方ともに現社長が素晴らしい存在であり、業績もこの数年進捗しているのは事実なのですが、だからこそ次が難しいと見えます。

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 巷間よく「懐が深い」ということを耳にします。
現実に経営者である社長には「懐の深さ」が要求されるのも事実です。
「懐が深い」とはどういうことでしょうか。
「懐」とは和服と胸に生まれる空間を指します。
かつては和服と胸の間に財布を入れていたので懐は所持金や内心などの気持ちを表し、幅広い意味でつかわれるようになったようです。

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 一般に「懐が深い」という言葉は心が広くて包容力を持っている事を言います。
「懐の深い」人の特徴はどういう人でしょうか・・・?
感謝や謝罪がちゃんと従順にできる人。
つまりは偉ぶることなく、どんな人にも分け隔てなく対応できる人でしょうか。
ライバル心を持つこともなく、妬みや嫉みも持たなく、相手の素晴らしい長所や才能を認める人。
人に対して公平で人助けが進んでできる人。
自分だけでなく、他人や周囲を鑑みて考えることのできる人。
必要に応じて相手を立て周囲との人間関係を良好に保てる人。

 心の余裕や包容力という意味では僕なんかはまだまだですが、これから会社を背負っていこうとする次の経営者の方には「懐の深さ」を意識して頂きたいなと期待もします。

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 人は期待されると、その期待に応えようとする力を持っています。
役職が上がると、今まで以上の人間性ができてくるといっても過言でありません。
次の経営者を目指そうとする人にはぜひ、「懐の深さ」を身に着けてほしいものです。

 
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author: Masahiko Kato
 あの日から早いものですが10年が経過しました。
歴史的な大変な惨事でした。
地震の後、当時の顧問先の埼玉の会社が仙台で仕事を始めることになり、その顧問会社の社長と一緒に石巻を視察しました。

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 阪神・淡路の地震とはまた違って津波の関連の影響の大きさを感じました。
鼻を突く異臭や横転した車や墓石、目を疑う光景に仰天もしました。
多くの方々が犠牲になられたことに対して合掌し、黙祷をいたしました。
 当時のこのブログには、住宅の耐震基準の見直しの必要性がうたってあります。
住宅会社はもっと社会的責任をもって住宅を供給していくことが重要と書きました。

 現在の住宅会社の躯体に対しての性能の変化を見てみると・・・・・
積水ハウス 戸建て住宅における「シーカス」、ネットゼロエネルギー住宅(ZEH)のグリーンファースト・ゼロを軸に展開。
大和ハウス工業 エネルギー吸収型耐力壁「D-ネクスト」木造制震耐力壁「グランデバイス」を開発、また防災配慮住宅など対応を強化。
住友林業 オリジナルのビッグフレーム構法を軸に構造の強さと共に木の様々な魅力や特徴を訴求
旭化成ホームズ 地震に強い建物の提供にとどまらない対応を目指し、被災者の生活復旧サポートを行う体制を整えことを主眼に体制を構築。

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積水化学工業 建物だけでなくインフラも含めた街全体でのレジリエンスを強化、水災害リスクの高まりにも備えている
ミサワホーム 防災・減災、エネルギーの有効利用等の提案強化、自然災害により被災した人を対象に支援価格で提供する復興応援住宅など復旧への貢献を目指す。
パナソニックホームズ 自然災害からお客様の生命・財産・建物を守る体制を導入、災害時も暮らせる安心や災害時の補償サポートを付加。
トヨタホーム 「災害に一番強い家」を導入し災害後の暮らしを重視、車で家に電力を供給できるシステムを発売。
三井ホーム 東日本大震災や阪神・淡路大震災クラスの地震よりもさらに強い揺れにも耐えられかを検証、環境負荷の少ないZFH対応商品の開発の継続。

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 また皆さん最近ご存知でしょうか?
一条工務店の「水に浮く家」も画期的といっていいのかと思います。

 多くの住宅メーカーにあっては、生活者の防災意識向上を頭にして、激甚化する自然災害対応をしっかとやっていくんだという意識ができてきているように感じています。

 我々が提供していく住宅がシェルターとしての役目を果たし、私たちが提供した住まいが、お客様の「安心」「安全」な生活を守るものになっていくことを望んでやみません。

 被災後10年経過しましたが、まだ復興ができたという訳ではないように感じられます。

おそらくはまた近年に我々を襲うであろう自然災害に対して、私達住宅会社は確固とした安全対策をしていきたいものです。
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author: Masahiko Kato
 「継続は力なり・・」というとかっこいいかもしれませんが、僕のホームページ上のブログが16年6か月続いています。
 稚拙な文章をよくもまあ…といわれるかもしれませんが、現実に多くの方がブログを手掛けてらっしゃいますが10年以上というものはあまり見たことがありません。
だからという訳ではありませんが、自分なりにはちょっとだけ褒めてあげたい気持ちもあります。
 
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 かつて『住宅産業新聞』と『日本住宅新聞』で延べ7年間新聞連載をさせて頂きました。
『情熱コンサルの元気日記』『情熱コンサルのやる気アップ作戦』『工務店必勝法』です。
特に『住宅産業新聞』では『情熱コンサルのやる気アップ作戦』と題して6年にわたって毎週750文字ではありましたが住宅経営や住宅営業をテーマとしたコラムを書かせて頂きました。(感謝)
 忙しい時期には、不思議なものでさらに忙しさが拍車をかけるものです。
ほとんど休日がない状態の時もありました。
新幹線の中や、宿泊しているホテルの部屋でペンを走らせた充実した時期でした。
何と言っても新聞は公共性がありますから一字一句正確に句読点にも気を使って、神経を集中して懸命に書いたものです。
新聞社の編集長からもちょいちょい朱ペンを入れられ助けても頂きました。

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 それと比べるとこのブログは緩やかな部分があって多少リラックスしながらパソコンに向かっています。
 
 先日部屋の整理をしていたら僕の小学校1年生の時の「絵日記」が出てきました。
つい笑ってしまうような内容でしたが、両親からの勧めもあってコツコツと毎日書いていた思い出があります。

 そんな習慣が今のブログにも影響しているような気がしています。
振り返れば2004年8月からブログは始まりました。
独立したのが3月1日ですから5か月目からですね。
当時は月1回の文章のみのものでした。
回数が進むにつれて写真を入れることが当たり前になって2007年3月から写真入りとなっています。
今では時には動画も取り入れたりもして徐々にですがブログはすっかり日常化してきました。

 毎日書いていた時期もありました。
多少無理をしながら書いていたということあって、今は自然体で週1程度のペースで書かせて頂いています。
たまにかつてのブログをのぞいたりしてみると独立してからの自分の動きが鮮明になって、(ああ、あの頃はあんなことがあったんだ)と懐かしくもあります。

 2007年12月4日の僕のブログにはこんなことが書かれてありました。
この日は公の場での仕事だったのですが前日遅くチェックインした僕はネクタイを忘れてしまいました。
当日タクシーに乗車してネクタイを購入しようとコンビニを3か所巡りましたが残念ながらどこも置いてありませんでした。
諦めようとした時、タクシーの運転手さんがご自身の首に巻いていたネクタイを外すと「お客さん、これ使って」と僕に差し出してくださいました。
「運転手さん、それはだめだよ」「いや俺の自宅はすぐ近くだからすぐとってこれる」
結局、運転手さんに頂いたネクタイで無事に仕事が務まりました。
運転手さんありがとうございます。
まさに感動でした。


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 いろんな人に助けられながら、ささえられながら、ここまでやってきました。
そんな多くの人に対する感謝の気持ちを心にして、僕もまた、どこかでなにかしらのお役立ちができれば仕事冥利に尽きるというものです。
 
 このブログを読んでくださった方に御礼申し上げます。
つたないブログですが、これからも継続していく予定です。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


 
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author: Masahiko Kato
 コロナ感染からちょうど1年が経過しようとしています。
この1年、私たちの生活も随分と変化してきたように思います。
テレワークでの仕事・ネットショッピングやイエノミの増加・自分時間も随分と多くなりました。
企業にあっては、これをよい機会として経費節約もあって地方移転も出てきています。
個人的にも自分を見つめる時間が増えました。
今月の仕事もそのほとんどがオンラインでの実施です。

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 かつて私たちの歴史を紐解くと、ペスト・天然痘・スペイン風邪(インフルエンザ)など様々な伝染病の感染から人類の価値観が変化してきた事実があげられます。
 アメリカから第1便でファイザー製薬ワクチンが到着しコロナ終息の期待も出てきました。
そんな中、東京オリンピック開催についての諸問題がクローズアップされてきています。
辞任された森会長の後任人事、開催した場合の観客を入れるかどうかの問題など決めるべきことも多々あります。

そんな渦中、2032年の夏季オリンピック開催にフィンランドの田舎町、人口3000人足らずのサッラが名乗り上げました。
 フィンランドは国連の世界幸福度調査で3年連続で第1位(ちなみに日本は62位です)人口は530万人ほどの国でもあります。
 沈まない太陽、オーロラと日本ではとても体験できないものが存在もします。
また世界で一番空気の美味しい国であり、スキー発祥の場所でもあります。

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そんな国の北極圏に位置した大自然を体感できる小さな町サッラ=「地球で最も寒い街」でなんとオリンピックを開催しようというのです。
 その趣旨は何か・・・「サッラを今のままにしておきたい、冬は寒く雪で覆われる街のままで」つまりは、地球温暖化で変化していく地球環境への挑戦でもあるわけです。
 このサッラで2032年夏季オリンピックが開催されたとすれば、それは気温が上昇し続けたことを意味するわけです。
 「私たちがなにも変化せず。地球温暖化を広げていれば、アイデンティティを失い、私たちの愛する町や世界中の多くの街は現在知られている形では存在しなくなる」と温暖化の危機をアピールしたということですね。

 コロナ感染は我々の価値感を変化させる絶好の機会でもあります。
 住宅業界も真剣に環境問題に注力する務めがありますね。
そしてまずは自分自身が変わっていくことからでしょうか。

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 今年小学校4年生の孫娘の書が先月中日新聞に取り上げられました。
小さな命が知らず知らずのうちに成長していることを知って驚きました。
また同時に嬉しさもありました。
 その孫娘が最近の書を見せてくれました。
そこには力強く『自分の力』と綴ってありました。
可愛い孫から勇気を頂きました。
「自分の力」を信じて微力ながら変化にチャレンジしていこうと思います。
ピンチの時こそ絶好のチャンスなんだと信じて。


 
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author: Masahiko Kato

今年の住宅業界各社トップの声が「住宅産業新聞」に掲載されていました。
そこで感じたことは持続可能社会実現に向けて地球に優しい住宅を普及していこうとするものでした。
年々普及率が高まっているZEHなどが対象ですね。

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2050年「脱炭素」を実現する上でもZEHをはじめとする省エネ性に優れた住宅普及が不可欠です(積水ハウス・仲井社長)
 住宅ローン減税延長の措置、贈与非課税の維持、かつてない大規模な住宅ポイントの導入等の経済対策がなされた(大和ハウス工業・芳井社長)
 安全で安心、快適に暮らせるサステナブルな住宅が一層求められています。カーボンニュートラルの達成にはZEHなど省エネ性能の高い住宅の供給や、街づくりで住宅産業は大きな貢献を果たせます(積水化学・神吉プレジデント)
 世界中で激甚化する自然災害は、気候変動への意識を高め環境に配慮した住宅が求められるようになっています(住友林業・光吉社長)
 脱炭素社会の実現に向け安全・安心で健康で暮らせる環境負荷の少ない住宅へのニーズが高まっています(三井ホーム・池田社長)
 住宅の脱炭素化に取り組まねばなりません。更なるZEHの普及や既存住宅の断熱回収促進に向けた制度拡充にも期待します(パナソニックホームズ・井上社長)
 脱酸素への取り組みは最も重要な要素です。住宅の省CO²化を促進するZEHやZEBの普及拡大施策は一層の拡充が必要(ミサワホーム・磯貝社長)
 安心・安全・レジリエンス性能の強化に加え、抗菌・健康面への配慮もより強く求められるようになりました。地球環境に優しい住宅、かつ災害に強い住宅を普及・流通させる(ヤマダホームズ・松本社長)
 SDGSの観点からも省エネ性やレジリエンス機能を強化した良質な住宅ストックへの補助・助成も引き続き期待する(三菱地所ホーム・加藤社長)
 省エネ・耐震性の優れた住宅への支援に加え、新しい生活様式を実現する住宅についてポイント制度等で支援していただきたい(ポラス・中内社長)

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 またほかの意見として、住宅減税延長を高く評価する声、ポストコロナに向けた在り方、災害時の安心・安全の推進、環境と経済両面での再生・・・など多くのご意見が載せられていました。

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 このままだと地球がいつまでも私たちに優しい存在であるということが困難になっていくに違いありません。
いまこそ、私たちの未来のために住宅業界の地球を守る姿勢が問われます。
カーボンニュートラルの達成に向けて業界が足並みをそろえて意識を高くしていきたいものです。


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author: Masahiko Kato
 私たちが住む星であるこの地球は、いつまで私たちに優しい存在であり続けてくれるのでしょうか・・・?
 徐々にではありますが地球の温暖化は進んでいます。
この状況を野放図にしておけば、私たちの子供はまだしも孫の時代以降には日々平穏で落ち着いた、安心安全な暮らしはおそらく困難になるように思われます。

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 菅総理は2050年に脱炭素社会の実現を目指すと宣言されました。
私たち住宅業界もまたZEHをはじめとした住宅ストックの整備を進めていくことが義務であろうと思われます。
 昨年から現在に至るコロナ禍にあって私達はますます「家」の重要性を実感しました。
外出を自粛するという現実が当たり前化してきて「家」にとどまる時間が随分と多くなってきました。
「家時間」を価値あるものとして捉え、今まで以上に「住まい」を「安心」で「安全」な器として考えていく必要性を問われるようになってきたように感じます。

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 住宅業界の使命は将来への不安を払拭した「安心」「安全」である住まいである事、今やコロナ感染の関係で益々そういった傾向が高まっているように感じられてなりません。
 推測ですが、おそらくは住宅を購入しようとする顧客の多くが今後、自分が建築しようとする住宅会社の経営についての健全度も検証していくであろうと・・・。
 少なくとも一生に一度の大きな買い物である住宅を建築する顧客の多くは、入居後も長期的に付き合っていける安全度の高い住宅会社を選択肢の一つとして重要に考えていくだろうと思われます。

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 2021年、混迷と不安の中で、幕を開けましたが住宅業界の現実も気になります。
個人的には2021年住宅の着工は75万戸ぐらいではないかと予想いたします。
日本の人口は減少していく、現存する日本の空き家の数は850万戸で今後はさらに増えていく…ですがそんな中でも世帯数は増える傾向にあります。
 つまりはあえて言えば、小さな家が、増えていく傾向にあると考えます。
住宅メーカーはますます住宅についてのシェア度を減少させ地域のビルダーが中心となっての建築が進展していくのではと予想いたします。
 また住宅展示場へ来店されるお客様の70%が土地なしということもあって、土地なし客に強い会社が業績を伸ばすのではとも考えます。

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 住宅会社の使命は「売りっぱなす」住宅会社ではなく、お引渡ししたのちも顧客との関係を継続していく住宅会社であってほしいと希望しないではおられません。
 本来住宅会社の使命は「地域密着」であります。
地縁関係や血縁関係が原点となっていました。
「街」や「村」の中の工務店は地域社会と結びついていたはずです。

 今までにも増して「安心」「安全」に対しての意識を高く強く持ち、顧客からの相談にはwebでもしっかりと対応していく、存在価値のある地域に必要な住宅会社を目指していきたいものです。
 またそのような住宅会社を応援していきたく思います。

 

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author: Masahiko Kato

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 2021年が始まりました。
今年は東京オリンピックの年、コロナも一掃されて是非明るい年にしたいものです。
皆さんにとって良き1年となりますようお祈りいたします。

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 さて毎年夢中になって観戦するのが「箱根駅伝」です。
朝7時からのテレビ放送ですから、今年はいつもの年以上に6時には布団を出て朝食を終え7時ジャストには観戦モードに入りました。
母校の応援もありますが、毎年それ以上に選手達の真剣に走るその姿に胸を打たれます。
 様々な人生ドラマがここに集約されているようなそんな感じすらします。
何でも今年の「箱根駅伝」は視聴率が歴代トップの32.3%だったということです。
往路を見た人が4988万人、復路を見た人が5266万人でこれはもう国民的行事になってさえ来ている感じですね。
またコロナ禍で外出規制「巣ごもり」状態だったこともよくうかがえます。

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 「箱根駅伝」ではまず感動したのが1区の母校法政の鎌田君でした。
まさかまさかのトップで他の強いランナーを抑え母校の21年ぶりの1区区間賞、素晴らしい走りでした。
ついつい嬉しくなって大きな声を張り上げて応援してしまいました。
 全体的には創価大学の素晴らしさに心打たれました。
100年近くの歴史ある箱根駅伝に参加4回目で、今年の目標が3位入賞のところが、往路1位、復路も最終10区で駒澤大学に抜かれるまで1位を死守するなどチーム一丸となっての走りは素晴らしいものでした。
 最終区間で大逆転の優勝をなした駒澤大学の執念にも脱帽、これもまた感動です。
本命視されていた青山学院大の往路の出遅れを一新した復路優勝も原監督と選手たちのなにくその意地と執念を見た感じがします。

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 選手の多く、なんと95.7%がナイキシューズを履いていたのもびっくりでしたね。
皆がナイキを好んで履くところが、日本人らしさが見られます。
そして区間賞をとった選手10人中9人までがナイキでした。
ナイキの「ネクスト%」「アルファフライ」はこれからも市場を賑わしそうです。

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実況中継をしていた日本テレビの森圭介アナウンサーのコメントが素晴らしかったですね。
往路優勝をした創価大学の10区小野沢勇樹君が3分19秒のリードをもって栄光のゴールを目指したのですが21キロ地点で駒澤大学の石川拓慎君にかわされました。
残念ながら総合優勝には届きませんでした。
 森アナウンサーは「初めての往路優勝がありました。初めての総合優勝には届かなかった。目標は総合3位でした。目標達成とみれば嬉しい準優勝、ただし悔しい準優勝」と伝え、「そして2位で悔しいと思えるチームになった」・・・最後に「創価大学準優勝、この悔しさを来年につなげます」と結んで小野寺のゴールを称えました。
 胸に刺さる中継コメントだったと思います。

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 2021年、新しいこの年を一つでも多くの感動で綴りたいですね。
まずは「箱根駅伝」の感動、この感動を今年の一歩に繋げていきたく思います。
僕もまたいつもの年にも増して多くの感動を世の中に残していきたく動いていきます。
「箱根駅伝、たくさんの感動をありがとうございました!!」

  2021年今年は東京オリンピックがもう開催まで200日を切りました。
世界中が人類の英知を振り絞ってコロナの危機を超え、新たな感動の年になってほしいものです。




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author: Masahiko Kato
 世界中がコロナ禍で本当に大変だった1年でしたね。
「まさか!」がいたるところで起こった驚きの年でした。
自分自身の問題でいえば、講演やセミナーは予定されていたものもなくなり、大幅な仕事量の減少にも繋がりました。
そんな中、今まで経験したことのないオンラインでの仕事に取り組む事にもなりました。

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 誰もが「変化」をせざるを得なかった「変革」の必要性の年であったとも考えます。
生きていくことは歳をとっていくこと、年齢を重ねるからこそ物事を深く味わえることも事実で、自分にとっても大きな価値観の変化を問われる年でもあったと感じています。

肉体的には下り坂の人生、「できない」事は「できない」という勇気も持って生きていくことが肝心かなと思うようにもなってきています。
思うように体が動いてくれない、そんな自分との遭遇もあります。
 「無理してでも何とかしよう!」という生き方をしてきた自分に、「無理をしないでいこう」と悟って、人生の歩き方の歩幅を狭くしていくことも大切ではないかなどとも思うようになりました。
 意地を張らずに自分を追い抜いていく人たちに拍手を送り、背中を押してあげよう…そんな気持ちも少なからず起きてきています。

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年末のオフィスの大掃除、今年も地球写真家で映画監督でもある石井友規君がお手伝いにやってきてくれました。(このブログにもたびたび登場しています)
もう10年連続で、彼曰く掃除の手伝いが年末の締めくくりで恒例行事になっているとのこと、年々成長していく若い魂、石井君の活躍は素晴らしくいつまでも応援したい存在です。
彼の手掛けた映画作品『時の糸ぐるま』は徳島県知事も鑑賞を希望するということで、徳島に至っては有名人の仲間入りをしています。
従順で何事にも懸命で、今後の活躍を期待せずにはおられません。
 彼は僕が行くことができなかったところへ行ってほしいと感じる一人です。

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 今年1年は決して良い1年とは言えなかったけれど、2021年はこれまで歩んできた自分の学びや経験など蓄積してきたものを、評価を気にすることなく愚直に表現していきたく思います。
 「これでいいんだ!」と自分に納得できる生き方ができればいい・・・そして結果として照れながらも世の中に少しはお役立ちできる・・・誠意をもって力添えをしていく・・・そんな1年を歩んでいきたく思います。

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 コロナ感染が閉塞し地球上で笑顔が増幅する新しい1年でありますように・・・。
このブログを読んでくださったあなたにとってもよい年でありますよう願っています。